何が君の幸せ 何をして喜ぶ

1年前の今日。
国際フォーラムホールAで〜。
伊藤政氏とぉ〜。
出会った〜。(ウルルン的な)
4/25は私にとって特別な日である。と、思う。
頭の中遠い片隅で音の破片が煌めいて、チラリチラリと光るライトの中私は伊藤政氏に出会った。
目が吸い寄せられたとか一瞬で恋に落ちたのだとかそんな思い出は何もない。ただ暗闇の中で踊る伊藤政氏にあの瞬間私の目線が運命られていたかのようにぴたりと合っただけ。
1年前の今日も、そして今年の今日も、私は変わらず伊藤政氏に吸い寄せられる視線に素直でいるだけ。
そこに混じる私の感情に多少の違いはあれど、向ける視線のその中身は何も変わっていないと思う。
笑ってほしいとか喜んでほしいとか幸せになってほしいとかは全部二次的な感情であって私の本心ではない気がする。
私は本当にただ、1年前の今日のように、私の視界の先で伊藤政氏が踊る姿を静かにみていたいだけ。
彼の周りと自分の周りが切り取られたようになったあの一瞬をいつまでも望むだけ。

あの一瞬をいつでも鮮明に思い出す。辛い時悲しい時苦しい時。あの静かな青を思い出す。何度でも何度でも何度でも。そうしていつも、私はあの日の穏やかな幸福を思い出す。あの暗闇の中の美しい光景を。

私の歩む道から彼の歩む道を見ることが出来る間は、どうか、彼に多くの幸福を。